出席番号は前後ろ。席も近くて、だけど浅い付き合い。人気者の彼と平凡な私。絶対に交わらないと思っていた歯車が今動き出す。“そう、私は水槽の中の金魚”
あなたはクラス1の人気者。
そして学校1の人気者。
オールマイティなあなたと深くかかわるつもりなんてこれっぽっちもなかったよ。
だって私はこのちっぽけな世界で必死でもがくだけの金魚なのだから。