ゆーはな。

透明感のある作品
穂高くん。一見クールで冷めた彼が、ふと思い出す女の子がいる。だいぶ前の卒業式、彼はその子と「さようなら」をしたが実は……




透明感溢れる文章なのに、穂高くんの心情がビシビシと伝わって来ました

不器用、というんですかね。何だか違うような気もしますが…
伝えきれない、というか伝えきらなかった彼が、どうしようもなく切なく感じました。


最後までどこか他の世界にいるような彼女の存在が、素敵です


短編でも何か心に残る、美しい作品でした