三年前、海外から戻ってきた真矢は世界を怯えさせるほどの殺し屋。
真矢は冷酷な殺し屋でその冷酷さは氷のようだった。
でも、そんな真矢の氷を溶かす者がいました。

この世界には常に危険があると思ったほうがいい。




そして、その危険には常に裏があると思ったほうがいい。




そしてその裏には必ず支配者がいると思ったほうがいい。




運悪く・・・というのもあるが多くの事件は必ずしも裏があり、必ずしも計画者、首謀者、実行犯がいる。




そして、さらにその者の上には支配者がいる。





この世界にはそんな支配者の手駒でいっぱいだ。




私、霧影真矢―kirikage maya―もそんな手駒に加えられるような人間の一人。




私は世界最恐の殺し屋。




つけられた名は死神。




その名は世界中に広がり海外ではGrim Reaperとも呼ばれている。




そんな私の世界はいつも血色に染まっている。




でも、そんな世界に無謀にも侵入してくる者あり――――。