逢崎 奈零

曖昧な甘い二角関係
二角って存在しないよね…?どんな作品なんだろう。

そんな疑問を抱きながら読み始めた本作品。物語の最初から明かされない駒子と先生の関係に、「巧いなあ」と感嘆しました。

読み進めながら、確実に「どんな関係なんだろう?」と推測せずにはいられない読者。


片想いの相手?兄妹?従兄?


そうしてさらりと出現した二文字に「ああ、そうきたか」と、前数ページ分の内容を思い出しながら心の中で納得しました。


内容は切なくも甘くて、読んでいて幸せな気持ちになれました。先生の発言が一々格好良くてきゅん*

ただ一つ気になったのが、「?」「!」の記号の不統一です。非常に気持ちは伝わりやすかったのですが、大文字と小文字が混在していて少し見づらい印象を持ちました。

全て直すのは大変ですので、次の作品から気をつけられたら良いと思います。



(二角=直線=運命で結ばれている)関係というように考えてみても、素敵だなあと思いました。

素敵な作品をありがとうございました。