三つ子の妹と喧嘩して飛び出した先で出会ったのは、怖いくらいに綺麗な顔をした男。
男の正体は、この街のトップだった――…





私が出会ったのは、


この街のトップの男だった







「忘れるなんて、許さねぇ」



囁かれた時には


とっくに落ちていたのだろう



その、甘い魅惑の声色に。





2012.10.02~