市藤にたか

『RPG』the origin.
現在はコンピュータゲームの一ジャンルとして定着したRPG。
でもその始まりは、本作のようなルールの決まった会話遊び、TRPGでした。
以前は日本でも作品化されたリプレイが出版されてましたが、近年はとんと見かけなくなり寂しい限り、と思っていたおり、とても楽しい作品に出会えました。

出版されたリプレイではあり得ないハチャメチャさ。変に気取らず、ミスすら笑いに変えるプレイヤーの乗りと振り回されるGMの姿に終始ニヤニヤしっぱなしでした。
特に、ラスボス○○○○をGMが思わず追加しちゃうくだり。あー、俺もやったことあるなー、と思い出し笑いです。

まあ、小説では無いので★五つ付けるのはおかしいかもしれませんが。
久しぶりに2D6が振りたくなる、楽しい作品でした。