花宮 りと

どこまでも透き通る
久しぶりに、とても素敵な物語を読んだなと思いました。

事の始まりは担任に押し付けられた一枚のプリントから。

物語に出てくるどのキャラクターも魅力的で誰にも劣ることがなく、輝いていてとても良かったです。

ヨーコがよくいうスパークという表現は色々な意味に受け取れました。最初は熱中症? それとも貧血独特の立ちくらみ? と思ったのですが、どうやら違ったようで、でも直接的な表現は一切無かったのでこれは私の予想ですが。照

こうちゃんが背中を押したことで諦めようとしていた恋も切ないけれど叶って、嬉しかったです。このまま諦めて姿を消してしまうのかなと思っていました。

ただ物足りなかったのが、遠まわしにしたヨーコの現状と、消えるところまで深く書かれなかったところです。
続きがとてもとても気になってしまいしょうがありません 笑

誤字も少し目立っていたので、一度確認した方が良いと思います。

それでも劣ることのない、光合成理論の世界観、ぜひ多くの人に読んで欲しいと思いました。
私もまた、いつか読み直したいなと思っております。
素敵な物語を有難うございました。