だって君は詠うから、

作者WriteBlue

だって君は詠うから、それを誰にも聞かせたくなくて。
だからずっと君が欲しかった。

何も知らなくてもいい。



だから、誰に何を言われたってどうでもいいと言い聞かせた。




でも、






もう限界だ。






その声を誰にも聞かせたくない。