狂犬と呼ばれる不良男【黒道愁】その名を知らない奴はいない放課後夕日に染まる彼のグレーの瞳が私を捕らえる
――…
私は目の前の光景に絶句した
放課後何気なく夕日を見ようと屋上に登った私の目の前には、血を流し倒れている
男 男 男 大勢の男たち
その中心で私に背を向け立っているのは
――狂犬と呼ばれる男【黒道愁】
その名を知らない奴はいない
夕日に染まる彼の灰色の瞳が私を捕らえる
「お前も出てけ」
「やだ、夕日見るんだもん」
「ぁあ?」
暴走不良ランキング13位有難うございました*