愛想が良くて可愛い姉。無愛想で無口な妹。彼女がいれば私なんて必要なかった。
「愛なんて信じない」
「堕ちてこい」
「きゃははっ‼︎………馬鹿じゃないの?」
「ちょっと休みなよ、ね?」
「っごめん」
「大丈夫ですよ」
堕ちた私を待っていたのは
闇に住む猛獣たちの
息苦しい程の
ア イ
だった