ファンタジー恋愛小説です。よろしくお願いします。
むかしむかし、まだ星がひとつもなかった頃のお話。
混沌と共に生まれし1人の娘がいた。
娘は何をする訳でもなくただ愛を欲した。
だが混沌と共に生まれし娘にはとある呪いがかけられていた。
全てを無に返し、愛すれば愛するほどそれに反比例してそのものを無へと返してしまう。
悲しき業を背負いし娘は今日もまた愛を欲するだろう。