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史上最悪の馬鹿王vsオテンバ姫スミヤスイ王国の王様は、誰もが認める「馬鹿王」である。財産目当てで嫁いだ王妃は、密かにクーデターが起こる日を今か今かと待ち望んでおり、国王が目の中に入れても痛くないほどに溺愛する、御年10歳のリリー姫は、父の相手をするのにうんざりしている。そこで姫様は新たな世界を知るために、庶民の学校に通うことにした。その学校で、姫様には初めてのボーイフレンドが出来たのだが、まぁ当然、前途は容易であるはずもなく――王宮もののラブコメディ…というか、全体的にゆる~い雰囲気のドタバタ・ギャグです。まだ序盤のようで、「ラブ」の展開はまだまだ先のようですね。出てくるキャラクターは皆ムチャクチャで、徹底的にアホな国王、腹黒い王妃、ヤンチャで毒舌家の姫、大っぴらに国王をこき下ろす臣下達など、……いや、ホントに大丈夫なのか?この国は(苦笑)ばっさばっさと斬って捨てる感じの(いい意味でテキトーな)語り口調が実に小気味良く、サクサク読めます。ティータイムにちょっと笑いたいあなた、一緒にスミヤスイ王国の将来を憂いてみませんか?(笑)