ごくごく普通の病院の庭で私達は出会った
14歳の流夜は立った1人で木下に座ってた
その姿はまるで傷だらけの人形で9歳だった私は何故だかそれをほっとけなかった
「お兄ちゃん…1人?」
「………まあな」
後から聞いた話によるといきなり現れた包帯と絆創膏だらけの女の子に流夜は相当びびったらしい
「お名前なんて言うの?」
9歳にしては幼い喋り方
「久城 流夜(くじょう りゅうや)」
無愛想な流夜
「私は竜河 涙 (りゅうが るい)!よろしくね?」
「…ああ」
退院して数週間後流夜は私の家に来た
「今日からよろしくな?チビ涙」
「うん!デカ流夜」
幸せだよ…私がどんなに最低な女でもそばに居てくれてありがとう
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いつから…私はこんな汚れてしまったのだろうか?
この手で何人の命を奪った?
『…どんなに頑張っても綺麗になれないなら、いっそのこととことん汚れて生きてやるよ』
これが私のモットーになったのはいつから?
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辛くても…苦しくても俺が支えなきゃいけない…
だって、俺だけが全てを知ってるから
知ってはいけなかった真実を
俺が…あの2人を守らなくちゃ…
そのために強くなったんだ
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設定の変化のためページを少し変えました!
ご了承下さい!!