美々、どうして君はあの夏祭りの夜、突然消えてしまったのだろう…。
僕は今もこの町に残り、君の好きだった音楽を続け、君の為に歌って居ます。

美々、本当に死んでしまったの?


中学一年生だった頃、たったひと夏の思い出なのに、僕は未だ君の面影を引き摺って居ます。


17年の歳月は、君の死を受け入れるだけの力を僕に与えてくれたけど、まだ君の死を認めたくない僕が居ます。


あの夏祭りの夜、美々と二人で作った、「思い出橋」を、僕は今も大切に歌って居ます。