幼馴染との恋は叶うのか?遠回りをしながら愛を見つけていく二人。それでも、支えてくれたのは貴方とは違う彼でした。

貴方とわたしを写したシャボン玉が今、はじけた。





いつか、もう一度あの色を写したい


いつか、もう一度貴方と写りたい




貴方のしゃぼん玉はいつだってわたしを置いていく。柵を越え、屋根より高く、もうわたしの元へは戻らない。





そして、はじけて生まれ変わったわたしは出会いを写す。





貴方ではない誰かを……