むかしむかし、ある国に泣き虫なお姫様がいました。
お姫様は涙が宝石にかわるという
不思議な体質でした。
生まれたときに始めて流した涙が
ダイヤモンドだったので
ダイヤモンド姫と名付けられました。
そんな彼女の生まれ変わりである
雨宮雫(アメミヤシズク)。
現世では、前世とはちがって
泣くことも笑うこともできない
無表情で面倒くさがりな女の子になってしまいました。
17歳の誕生日に再会したのは
前世で彼女を裏切った王子様にとてもそっくりな人。
爽やか系男子
日比野笑(ヒビノショウ)
と
口悪い系男子
弟の日比野笑真(ヒビノショウマ)
どちらがあの時の王子様なのでしょうか。
※この作品はフィクションです。