遊び愛手

作者酔狂

美少年みたいななりの男の子。
彼女はとある男の玩具と呼ばれていた。

その男は心底恐れられていた。

昔から僕は君の


遊び相手。



美少年みたいななりをした

綺麗な綺麗な女の子。


性別を捨てたかった

女とか男とか好きじゃないし


でも、あんたが僕を女にするから


嫌いで嫌いで大好き。


今はまだ傍に居てもらっていいですか?


天邪鬼な僕だけど

駒にも縦にも

温もりを求めたなら毛布にだって

玩具にだってなるから。



「それ、最高に面白いね♡」


嗚呼、どうかまだ飽きないで。