恋はサンタクロース

作者煠羽

恋はサンタクロースに似ている

子どものころはサンタクロースが私にプレゼントを届けてくれていると信じていた

子どものころはいつか素敵な恋がやってくると信じていた

けれどサンタクロースはいない

素敵な恋なんてない


そう思っていた・・・・・・


「俺だって男だよ?もう子どもじゃないよ?男としてみて?男として好きになって?」

「ごめんね・・・・・・もう私、恋はしないって、決めたの」