真昼の噛み跡 月夜の愛言葉 【完】

作者卯花かなり

イイ男とは、彼のことを言うのだと先輩は言った。その男になら金を払ってでも抱かれたいと後輩は言った。私は、空気になりたいと思った。その身体に溶け込む一つになりたい


10月



新しいアパートのシャワーは、


冷たい水しか出なかった。



そんな夜に、始まった



私と彼の



秘密の性活。



真昼の噛み跡 月夜の愛言葉




ありきたりな恋の話。







準備中