ピュアでリアル
主人公の心情や状態の象徴として使われている、さくらんぼ。

さくらんぼをモチーフにした、初恋と青春の物語。


本当に分かりやすい表現で、特別な仕掛けもないのに

主人公の感情の変化が自然だからか、人間関係がリアルだからか。

不思議と、物語に入りこんでしまいました。


もう一度、読み返してみると。

「さちの怒り」を恐れる主人公を見て、なぜか自分まで怖くなってしまってたことに、気づかされたり…。


途中の流れで、さちさんVS皐月さんみたいな、嫌な予感もしましたが。

そうならず、本当に良かったです…