『第十章 誠人』
日本一の企業の御曹司、伊集院 誠人(いじゅういん まさと)は常盤学園高等学校に通う未来の日本経済を背負って立つ人間。
幼い頃の英才教育に追われる日々に嫌気が刺していたマサトの唯一の癒やしは、誰にも譲れないかけがえのないただひとりの存在だった――――
『最終章 伊吹』
遺伝子の突然変異で生まれた主人公・橘 伊吹(たちばな いぶき)には生まれつきいろんな感情が欠落していた
伊吹はある2人の人物との出逢いで数々の感情を手に入れていく―――――