学校にも家にもどこにも居場所のない少女。「命を絶つくらいならその命を俺にくれ」と声をかける謎の男。二人の歪な関係の先に少女が望む幸せは待っているのか・・・。
過去も今も未来だって、何一つ持ってないミユを
どんなカタチにしたって救ってくれたのは
あなただったの。
そこに何もなくてもミユはあなたに縋るしかなかった。
あなたはミユの人生の中のたった一つの希望で
たった一回のチャンスで、
それに賭けてみようって思ったの。
その先に幸せなんかなくとも・・・。