私はあなたに恋をした、でも、そんなあなたは、もろくて、弱くて、儚かった。だいすきだったよとつたえたら、あなたは、また、笑った、
夏は、あつい
額から垂直にながれる汗が
それを物語るみたいに、
ベタベタ、あつくて
誰もが嫌がるこの季節を、
こんなにも愛おしいと思うのは、
あなたのせいなんだよって、
何度も何度も伝えたくては
届きそうで、届かない。