「あんたなんて大嫌い!」
「奇遇だね。
俺もキミみたいにうるさい奴は嫌いだよ」
「なんだと?!
このエセ猫かぶり俺様プレイボーイ野郎!」
「名前長っ
俺の名前はちゃんとあるから!」
「知ってるわよ!」
「じゃあ、それで呼んでよ」
「分かったわ。
エセ猫かぶり俺様プレイボーイ野郎!」
「そっちじゃないし!」
好きとか嫌いとか良くわからない。
ただ、一緒に居たいって思うだけ。
「俺は普通の男だよ」
「嘘つきは泥棒の始まりなのよ」
「それは迷信だって!」
真っ直ぐな奴は好きかな。
だって、面白いじゃん。
からかうの。
曲がった事が大嫌いな超天真爛漫少女・里中ユウ
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本当の姿は誰にも分からない、超猫かぶりプレイボーイ少年・篠原マナト
知り過ぎてるから分からない。