月野蓮

とても綺麗で儚い。
とても強いのに、ある部分を穿てば壊れそう。
それでもやはり、糸が絡まるような強さがある。
登場人物達の、弱さと強さと繋がりがよく分かる小説です。
人の醜さと美しさの紙一重さが伝わります。
ルイと雫の繋がりが読んでいて恋しく、胸を締め付けます。