猫被り少年。

作者白井雪



 

君が「光」だとすれば



僕は間違い無く「闇」だろう



君からすれば拾われた僕は所詮



従順なペットでしか無いのだろう



それでも



「ずっと好きだった、最初からずっと」



この想いをいつか伝えられるのだろうか



君から離れる時、その時は



僕が死ぬ時でありたい






この物語はフィクションです。