364日君は『嘘』

作者あらじん

「あのな、俺…今日が最後かもしれないんだ」
「本当なの?本当に死んじゃうの!?」
「先生!私は誰?誰かわからんの!」

彼からの宣告、自分の病に耐えられますか?

 十七の春。

このクラスになって、約一週間が経とうとしています。

友達もできて、彼とも仲良くなれて、とても楽しい日々だったのに…

彼の身に、病が隠れていたことを知った。

耐えられなかった。でも、彼は最後まで一緒にいてくれて。

それも笑顔で。

どんなに辛くても、くじけない彼と、それと正反対の舞。

そんな2人が、いろいろな困難を2人で乗り越えていく・・・。