雨色ラプソディー

作者

大学2年生の雨は先輩に片思いをしている。 友達という関係を壊すことが怖く、想いを伝えられないままでいたが、ある日衝撃的な言葉を耳にする。「先輩、…彼女いるよ。」





「雨。」



「その名前で…呼ばないでください」



「そういうとこ、好きだよ」



「嘘は嫌いです」








――――――――大嫌いだった名前は






――――――――先輩に呼ばれることで






―――――――――大好きになった








「ごめんな、雨」



「さよなら、先輩。」







*✫゚*雨色ラプソディー✫゚*