新しく来た建築士さんは、柴犬みたいな人。そんなあなたに、心を乱されます。
~ Introduction (序言)~
歴史の教科書に名を連ねる偉人達も
かつては、血の通う人間だった。
あたりまえに、食事をし、睡眠を摂り、人を愛して
地上で息をしていたんだ
その人々の礎の上に
俺たちは立っている
もしも
文字列に埋もれた名前を、そっと指でなぞったなら
少しは、その体温を感じられるかな…
ガウディが地上の女神に出逢っていたのなら
サグラダ・ファミリアは
完成していたのかな
これは、あくまで想像にすぎないけれど…