結婚を前にし 6回目の同窓会に出席。 回想を中心とした小説です。
あなたは来ないと知りながら
教室のドアが開くたび
目を走らす わたしです
こんな自分に気づき
むなしさが こみあげてくる
今日は寒い朝
雪の白さが眩しすぎます
─ こんな日は ─
素直になれる気がしてた
もし
今 ここに
いつものように
あなたが飛び込んで来たら…
きっと わたし
泣いてしまうでしょう