ひとの不幸を予知してしまう特異な体質の男の子。過去の辛い思い出から、人と関わることを怖がっている彼はまっすぐなひとりの女の子と出会い、変わっていく。
ひとの不幸を予知してしまう特異な体質。
こんなチカラいらない、
消えてしまえ、
あんな思いをするのはもう、嫌だ。
「私は絶対居なくならないから。
だから、そんな寂しいカオしないで」
ーーー俺は変わってもいいのだろうか。