午前0時の天使

作者にしの瑠璃

冷酷な男は天使に恋をした

きっとあの日の私は



傷だらけで



身も心もボロボロだった



でないと貴方に出会っているはずがないんだもの











あの日のお前は



傷だらけで



儚くて



綺麗で



突然俺の前に舞い降りてきた



片翼を失った天使のようなお前に



俺は一瞬にして目を奪われたんだ