美しく、でもどこか孤独で。見た者を引き寄せる姫「美桜」。そこに突如現れた、愛らしいお姫様「姫華」。姫華の存在によって、美桜の人生が狂い始める。
ある所に、人目を引く美しい、端麗な姫がいました。
そう,例えたら…まるで孤独な黒猫のよう。
そこに、黒猫とは正反対な可愛らしいお姫様がきました。
こちらはまるで、けがれのない白猫のよう。
しかしこの猫。本性は化けの皮を羽織った、恐ろしい子だったのです。