清乃
流行
まずはこれだけの長編の完結、おめでとうございます&お疲れ様でした。
ポイントごとに笑いを書くことで作品にメリハリをつけ読者様を飽きさせない努力を感じた。作者様自身も楽しんで書かれていたようでそういった作品は読者様も楽しいものだ。
改善点としてはキャラをどう立たせるか、をそろそろ考える段階にきていると思う。
単なる輝かしい肩書きだけで読者様に納得させるのではなく、作者様の描写、感性でそれを読者様に伝える、ということを少しずつ念頭に置くようにしていったらまた作風も変わってくると思う。
例えば唯花という女の子。
冒頭では「超普通の子」のはずだったのが凛も蓮も「可愛い」という。この矛盾はなんだろう?
こういう謙遜は正直嫌味になり兼ねない。そしてあの蓮に、あの伊織に、愛される魅力も残念ながら全く感じない。なぜなら「普通」だから。
最近はこのての話が流行なのかもしれないが、流されてはいけないと思う。
例え、取り扱う素材が被ったとしても、オリジナリティを常に追求していって欲しいと願う。