父が理事長を務める瑛琳学園に通う、それ以外はいたって普通の女の子、橘花夕日(たちばなゆうひ)。二年に進学した矢先、父から突然学園の芸能科への転入を言い渡され…。

私はどこにでもいる普通の女の子。


そう思って16年間生きてきた。



人並みに友達も出来て

人並みに恋愛して

人並みに仕事をして

人並みに家庭を持って

人並みに人生を終えると思ってた。



ずっと普通の女の子でいるはずだった。




はずだったのに。





あなたと出逢って、私の景色は


180°違って見えた。



すべてがキラキラして、

毎日が新鮮で。





私に生きることの理由を教えてくれたあなたが。




私と共に日々を過ごしてくれたあなたが。





こんなに私にとってかけがえのない存在になったあなたが。






今の私には何よりも、

大切で、愛しい存在です。





今までも、そしてこれから先も

ずっとずっと―――――。