勿忘草を摘む頃に

作者勿忘草





もう考える事はやめた


床に散らばっている薬を乱暴に掴み

口の中に只管放って水で流し込む


薬を飲むだけに入れた水は唯ぬるく

苦味と混じって塩梅が悪い


口を開くたびに

涙が乾いてカサカサになった頬が突っ張る



何をしているのだろう…



バカらしくなる



何をしたいのだろう…



分からなくなる



座っているのに眩暈がする



吐き気が襲うが私は耐えた

折角100錠以上は飲んだのに

吐いたら勿体無い


もう十分死ねる位まで飲んだ



私は床に倒れこんだ

このまま目を閉じよう



そして楽になろう