3の月が交わる

作者@貴澄


過去を引きずる女。
その女を探していた男と、好きだと言えない男と、好きだと気づいた男。

3の月と雪が混ざる。








あたしが、悪いんだ


好きになったりなんてしたから










やっと、見つけた


オレの隣で、ずっと笑っていて









好きだったよ、ひとりの女として。


幸せになるって、約束して?








好きな奴目の前に


落ち着いていられるほど大人じゃねえよ