みふう
呼び止めるタイミング
セフレでは分かりにくかったヒロムの心情が、
丁寧に書かれた一作。
何となく読み始めたら最後、
惹きこまれるように一気に読んでしまう。
ミアのことを想うがゆえに、
悩んだり苦しんだりカッコつけたり、
抱き寄せたり突き放したり。
非現実的なドラマチックなことは起こらないけど、
ハラハラドキドキが続くのは、
作者様の文章力が素晴らしいからだと感じました。
二人はどういう形で、
どういう関係になるのがいいのか。
読みながら私自身考えていましたが、
納得のいく素晴らしいラストだったと思います。
巻末のほのぼのとしたおまけも、
愛に溢れていて大好きです。
ウジメン、万歳。
素敵な作品をありがとう御座いました。
これからの作品にも期待しております。