聖凪砂

それぞれの気持ち
まず、この作品を読んで思ったのは、それぞれがお互いを想いながらも、過去の一つの過ちにより、簡単には進めないということ。
たった一つの過ちを他での作品は、結構過去のこととして許してしまうことがあるのですが、この作品ではそれがずっとネックになり、最後の最後までそれを含めての今後の二人への進展と、とても深い展開だと思いました。
ありえないと思う自分もいるのですが、でも、それを含めてもこの作品は深い作品だと思いました。