大手企業社長の令嬢、さくらは常に自分に対する劣等感をかかえている。
そんな中、双子の妹、つばきの婚約発表の夜、さくらがであったのは・・・・・?

    きれいに着飾って

    素敵な夜の社交界へ

  

    ・・・そんな風に

    あこがれていたのは

     とっくの昔の話


  わたしはお姫様なんかじゃない

  

    一生かなうはずのない

     ささやかな願い


   それならば、と自らの檻に

     閉じこもっていた


    そんな時に出会った君は

    初めからわたしのことを

  お姫様だと思ってくれていたの?