ミル

胸が痛い・・・・
この結末をハッピーエンドだというにはあまりにも悲しすぎる。
じゃぁどうすれば良かったのだろう。

考えても考えても幸せになれる結末が思いつかない。

だだ、ひとつ言えることはこれほどまでに大きな愛はない。
『お互いのために・・・・』それは押しつけがましいものでも自己満足でもない。

ただただ純粋な気持ちからなのだ。

『頂きます』
『ご馳走さまでした』私はこれまでちゃんと心から言っていただろうか?

幼い頃はちゃんと言えてたはずなのに、いつの間にか疎かになってしまっていた。

凄い後悔した。
もう一度過去に戻って頂いた命すべてに『頂きます』『ご馳走さまでした』って言いたい。

でもそんなこと出来ないから、せめてこれから食べるものすべてに感謝して言う。

死ぬ間際にこの小説を読んだら凄い後悔しただろう。
この年で読めてよかった。ありがとうごさいました。