小鳥遊 灯彩

運命の恋
家族をみんな殺されてしまった藍海。


殺人者の子どもとして生きていくことを余儀なくされた空。


絶望とも言える運命を背負った2人が紡ぐ苦くも甘い恋愛ストーリー。


テーマは凄い重たい感じで、犯罪や死、目を覆いたくなるようないじめ…現代の絶望的状況が全て入り混じったようなものばかりです。


あまりに苦痛に満ちた主人公たちの現実に途中でやめてしまおうかと思ってしまうほどです。。
自分が読むのをやめることで主人公たちにこれ以上の苦痛を与えないですむとさい思ってしまいます。


それでもやめないでよかったと思えるのは、それでも生きていく主人公たちがいたから。
メッセージ性の強い物語だと思います。


最後まで読んで物語の良さをじっくり感じられるいい作品です^^