天才が泣いた日。

作者ニナ

日本の生活にも慣れ、大学生になったアオイの日常を満たすのは彼氏のミキヤではなく…。


何かが“違う”と気付いてからは

周りに合わせてきた。


逸脱しないように

特出しないように

歩調を合わせてきた。



おかしい、と

変な子、と

思われないように。






でも、


本当はいつだって

そのままの私を受け入れて欲しかったの。



本当はいつだって

私だけのギフトを愛でていたかったの。