二番目の女

作者莉々

いつでも二番目の女だった。でも、彼だけは、二番目になりたくない。一番がいい。






いつだって私は、二番目の女。





いつの間にか、それが当たり前で、





いつの間にか、それでいいと

思うようになってしまった。








あなたに出会うまでは。