スタビアの地には、三種類の人間がそれぞれ国家を形成していた――
『魔族』の銀の少年と、『ヒュム』の《国宝》の少女が織り成す物語。

神が創造したとされる大陸――スタビアの地には三種類の国家が存在した。



一種類目はいたって普遍的な『ヒュム』の国。


二種類目は妖術という能力を使える『妖族』の国。


三種類目は魔法を使える『魔族』の国。



《他国への侵略行為》は禁止されていた中、『妖族』『ヒュム』へ進撃した事で



永き平和の沈黙は破られる―――――






同盟を組んだ『ヒュム』の国の元に来た『魔族』の少年。



『ヒュム』の《国宝》と崇められる少女。



二人が出逢う時、



運命の歯車は回りはじめる――――!