Hazuki

大人の自由さと不自由さ
社会に出て、6年寄り添っている恋人のなおとの価値観や生活の違いに悩み、また地に足の着いていない自分と彼を比べてしまう主人公。

自分を顧みるうちに、なおの存在の大きさや大切さに気付く。

しかし「大人」になってしまったなおが苦渋の末に出した答えは…


大人だからこそ出来ることを夢見ていた。しかし大人になってみたら大人だから出来ないことの方が多いと気付く。

甘い夢だけを見て恋愛は出来ない。

見事に大人の現実が描かれている作品に、共感して頷いてばかりでした。

けれどラストには「大人だから出来ること」そして「大人になって踏み出す素敵な一歩」が描かれていて…

勇気を頂きました!