この白球は、君だけに【完】 (夢と想いを、白球に 番外編)

作者佳也乃

高校野球界屈指のスラッガー・矢田部海は、転校した幼なじみのマネージャー・世那を想い続けていた。しかしその転校先にいたのは、甲子園準優勝投手・香坂尚真だった…。


伸びていく打球の方向を見上げると、



そこにはいつも、綺麗な空が広がっていた。






「―――…世那、」





今日も果たした約束。



彼女はまた、喜んでくれるだろうか。










俺がこの白球を捧げるのは、一人だけ。






ただ、一人だけ。











夢と想いを、白球に 番外編





青羅高校野球部3番打者



世那の幼なじみ・矢田部海の物語













2015.8.9 完結しました。





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