「あ…」腕の中で、君が鳴く。もっと、鳴いて?もっと、俺だけを感じて?過去を、忘れてしまうくらい――。
君をこの腕に抱いて
終わらない夢を見る…
俺の腕の中で
もっと、鳴いて?
もっと
俺だけを感じて?
『眠れぬ夜を抱いて』
一樹 side story