それでも、君がほしくて。

作者ADAM

先生との関係を隠すために嘘をついて主人公と付き合う男の子と、その嘘を知ってるけど知らないフリをして男の子と付き合う主人公の切ないラブストーリーです。




久保の好きな人は誰だか分かってたし、その人と深い関係なのも知ってた。


けど私は知らないフリをした。


知らないフリをして、久保の彼女になった。


「好きだよ」


その言葉が、嘘ってことも私は知ってた。


だって久保が本当に好きな人は




担任の東先生だもん。