作品コメント

私を永遠に忘れないで……
もう彼を失いたくない。
思いつめたマナが最後に選んだ結末は……

幸せを追い求めていたはずなのに、幸せになった瞬間にそれを失うのが怖くなる。そんな気持ち、分かる気がします。

淡々とした哀しさ
究極の永遠に辿り着くまでの心の変化が

淡々と、でもリアルに表現されています。


ぐらつきそうな足元を必死に踏みしめていた主人公のラストの気持ち、分かる気がします。

永遠(ﾄﾜ)の女心。
愛情を欲して､男性に与える事で不安定な心が安堵する女性の愛し方がよく表れた作品です。


皆さんも共感する部分がいくつもあるんではないでしょうか？


もう失いたくない。
でも彼を許せない。
このまま永遠になりたい。

彼女の決断は憎悪を超えた深い孤独感として胸に突き刺さりました。